副鼻腔炎合併症

鼻水、鼻づまり、頭痛やらなんやら、副鼻腔炎の症状はどれも一見地味やけどアンタ、意外と辛い物ばかり。さらに怖いのが、合併症や。

副鼻腔炎の合併症でもっともっともっともっともっともっともっともっともっとも有名なのは「鼻茸」。鼻のキノコなんてなんだか変な名前やけどアンタ、これはやろかりやっかいや。鼻茸は鼻ポリープとも呼ばれ、鼻の中の粘膜が水ぶくれになりよった物。放っておくと鼻づまりが慢性化し、副鼻腔炎特有の鼻水が出、匂いがわからなくなりよったりしまんねん。鼻茸がどんどん成長すると鼻が歪んでしもたり、鼻の穴から顔を出すこともあるんや。ここまで鼻茸が大きくなってしもたら、手術で取り除いてしもた方がええでっしゃろ。

後鼻漏により炎症が喉までいたる咽頭炎、喉頭炎も比較的起こりやすい症状。これは要するに喉が痛むことや。発熱を伴う気管支炎を引き起こすこともあるんや。中耳炎も副鼻腔炎が原因となっとる場合があるんや。この2つはもともと、空間に膿が溜まるちう同様の性質を持つ病気やろから、なんとなくわかるんやよね。さらに眼窩内腫瘍、視神経炎やらなんやらを引き起こして物が二重になるやらなんやらの視力障害を起こす可能性もあるんや。

まれにではあるんやが、副鼻腔炎は命に関わるほどの合併症を引き起こすことがあるんや。副鼻腔は顔の奥にぽっかりと広がっとる空間やので、炎症を起こした場所によって危険な部位に病気が飛び火してしまうのや。脳腫瘍や髄膜炎の原因が副鼻腔炎やった、なんてこともあるんや。たかが副鼻腔炎と軽く考えず、しっかりと向き合って治療に取り組みまひょ。
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忌まわしき副鼻腔炎、蓄膿症。副鼻腔が炎症を起こすことによって起こる鼻づまりや頭痛、不快感について。薬物療法やネブライザーやらなんやら、粘膜を保護して機能の回復を待つタイプの治療「保存療法」で副鼻腔炎の症状が改善せな、いよいよ「手術療法」に踏み切らなければなりまへん。

よりどエライ昔は副鼻腔炎の手術といえば「上顎洞篩骨洞根本手術」が主流やったちうわけや。いわゆる“骨を切る”手術や。口の中を切って頬の骨を削りって上顎洞(頬の内側)の粘膜を摘出した後、篩骨洞(副鼻腔奥の行き止まり部分)の炎症を起こしとる部分を完全に摘出……書いとるだけで痛くなるような気がしまんねん……。

この手術のイメージがあまりにも強すぎて、副鼻腔炎を治すなら骨を切らなければならへん、と、副鼻腔炎の治療は敬遠されてきたんや。トコロが今は、内視鏡を使った手術が可能になってい まんねんわ。

「内視鏡下副鼻腔手術(ESS)」は鼻の中に内視鏡を入れ、モニターで鼻の中の状態を観察しながら、炎症を起こしとる部分を取り除きまんねん。といっても、炎症を起こした部分を根こそぎ取り除く術としては上顎洞篩骨洞根本手術の方が一枚上手。内視鏡下副鼻腔手術は鼻腔と副鼻腔をつなぐ穴を広げて膿を溜まりづらくすることが第一の目的や。 ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん,要は、粘膜の自己再生力を押し上げるための手術なんやね。

なーんだ、と思うかもしれまへんが、この手術の後は薬物療法も、ネブライザーやらなんやら保存療法も、格段に効果が上がるんや。骨を切る手術ほどパパッ!と治るわけではおまへんが、副鼻腔炎が完治する可能性はグッと上がるのや。
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